世界で最も権威のあるボクシング専門誌
「The RING」
の「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」ランキング、TOP10の顔ぶれは変わらないものの順位に大きな変動があった。
前回は5/21、我が国が誇るモンスター井上尚弥から史上初の世界ヘビー級4団体王座統一を果たしたオレクサンドル・ウシクが奪ったときでした。
今回は前回9位から一気に5位にジャンプアップ⤴︎⤴︎しかもその選手が来日中なので取り上げなければと思ったのです。
RING RATINGS
JUN. 29 2024
https://www.ringtv.com/ratings/
【最新PFPランキング】(ニックネーム表記)
1位 Cat
2位 Monster
3位 Bud
4位 Canelo
5位 Bam
6位 Bear
7位 Bivol
8位 Tank
9位 The Truth
10位 Fist of Love
大幅なジャンプアップを果たしたのは”Bam!”ジェシー・ロドリゲスです!
少し前のPFPランカーで、スーパーフライ級のトップ選手と目されていたファン・フランシスコ・エストラーダを完膚なきまでに圧倒したパフォーマンスが評価されたのでしょう。
「上がりすぎ」という声もあるみたいだが、私は納得です。6位アルツール・ベテルビエフと7位ドミトリー・ビボルの試合が行われたら、勝者がバムの上にランクされると思うけど、それまでの期間はバムが上位で良いでしょう。
現状と今後の動向によるランキング変動の可能性を整理しておく
1位のウシクはフューリーとの再戦まではキングの座は揺るがない。3位テレンス・クロフォードは8/3にイスライル・マドリモフに勝利して4階級制覇を達成したら、2位モンスターと入れ替わるでしょう。その順位はモンスターが9月にTJドヘニーに圧倒的に勝っても奪回できない。4位サウル・カネロ・アルバレスがキングに返り咲くにはデビッド・ベナビデスに圧勝したらあり得るか。8位ジャーボンテイ・デービスは元PFPキングのワシル・ロマチェンコに勝ったら四天王入りだ。9位 エロール・スペンスはそろそろ試合しないとランク外に落ちるでしょう。10月にWBC & WBO世界スーパーウェルター級王者セバスチャン・フンドラとの試合が決まりますように。10位 中谷潤人は7/20に指名試合を控えている。難なく勝ってキープする。ランクアップするにはバンタム級4団体統一か、スーパーバンタム級に上げて4階級制覇が必要かと。
錚々たるメンバーの中に日本人ボクサーが2人いるという幸運。
以上
秋以降に大きく変動がありそうだ。その際はまた書きます。さよならー