DAZNボクシング観戦の感想文を書きます。
“Mad Boy”京口紘人×”El Mini”アクセル・アラゴン・ベガ
リングインした京口チャンプは少し緊張の表情。ただゴングが鳴ったら得意の左ボディも出るし、いい立ち上がり。ベガは思ったより強い選手で左右のパンチを振ってきて、ボディの打ち合い、アッパーの応酬。「はじめの一歩」幕之内一歩×島袋岩男の海人対決みたいな自分より小さい選手が下から打ってくる感じで少しやりづらそう。それでも王者はしっかりブロッキングしてたし余裕を感じましたな。そして5R、ベガが右フックを打ち込んだあと悲鳴を上げて背後を向く。すかさず詰める京口。レフリーが両手をクロスさせて試合終了でチャンピオンのTKO勝ち。スローで見たらベガのパンチを京口が頭突きで粉砕。おそるべし石頭!これから更にヒートアップしそうな試合だったので、あっけない幕切れは残念だが、見事なアメリカデビュー戦でしたね。マッチルームに一言物申す、ヒーローインタビューなんで無しやねん!
メインイベントの前に…
A 10-count in honor of the late, great Marvelous Marvin Hagler. pic.twitter.com/vpeyD5GDLZ
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) March 14, 2021
“Marvelous”マービン・ハグラーが66歳で急逝。戦績62勝(52KO)3敗2分。突然すぎる…安らかに。
“El Gallo”ファン・フランシスコ・エストラーダ×ローマン”Chocolatito”ゴンザレス
1リング中央でペースの取り合い。ただしお見合いではなくポンポン手を出し合う。2一段ギア上がる。3さらにヒートアップ。どっちもテンポが良い。4ロマゴンのボディからのコンビネーションが的確で押し込むシーンあり。エストラーダもただ下がるわけでなく手を出して応戦。5一進一退。ロマゴンのボディワークが上手い。避けたところから攻撃に繋がるのがスムーズ。6エストラーダ反撃。接近戦で少し上回る。7このラウンドもエストラーダ。ロマゴン少し鈍る。8ロマゴン少し盛り返す。9ロマゴン押し返す。10エストラーダかな。11ロマゴンの気迫。12打ち合い打ち合い!少しロマゴンが上回ったところで試合終了!!
噛み合いすぎの両者は最初から最後までハイレベル・ハイテンポの攻防。見ててハイテンションになりました。ナイスファイトをありがとう。早くもファイトオブザイヤー2021の有力候補です!
https://twitter.com/daznboxing/status/1370976995492909058?s=21
両者のパンチ数は驚愕の2,529発!!大熱戦の採点は、
115-113、113-115、117-111
2-1でエストラーダの勝利。私は115-113でロマゴンかと思いましたがエストラーダでも納得です。117-111はないと思うけども。勝ったエストラーダの次戦は昨日の調整試合を楽勝したシーサケット・ルンビサイとの指名戦か。ロマゴンは井岡一翔のWBOタイトルに挑戦なんてどう?達人同士の痺れる試合になりそう。で、お互い1.2戦挟んでからラバーマッチを期待。
最高の試合でした!
“ロマゴン×エストラーダ、京口紘人×ベガ DAZN生配信観戦の感想文” への3件のフィードバック