WATANABE PROMOTION & DANGAN254をABEMA生中継で見た感想文です。会場に行きたかったのですが、有給休暇を先に取られてしまったのでした…。
解説がWBO世界ミニマム級王者”マタドール”谷口将隆&世界挑戦が決まった”首太銀次朗”重岡銀次朗と豪華。2人とも来年1月6日にダブル世界戦ですね。
テンプル神原×高根秀寿
ボクサー×ファイター。テンプルが自分の距離で戦えていた。アウトボクシングで高根のインファイトを完封した。3-0判定勝ち。
関根幸太朗×キティポン・モンコンサワットカセム
2Rに関根が豪快 KO。一昨日の興行みたいでしたね。
富施郁哉×アピナット・クンチャエトン
サウスポー同士。夕飯食べながら。フルボッコ。これまた一昨日の KO祭りみたいな試合。
久我勇作の引退式。スパーリングの相手は2試合に渡り激闘を繰り広げた古橋岳也が務めた。アマチュアボクシング未経験の叩き上げから日本王者になったのは最近だと特に凄いことだ。和氣慎吾との試合前は「どっちが勝つんだー」感で皆んなでビールがぶ飲みして会場入りしたものです。生涯戦績は20勝(13KO)5敗2分。お疲れ様でした。
重岡優大×仲島辰郎
開始直後から重岡の圧が凄まじい。全弾フルスイングで1R左ストレートでいきなりダウンを奪った。2R仲島はカウンター狙いを徹底して数発ヒットさせたが、結局は重岡は強引にフィニッシュにもっていった。最後の右フックの倒しっぷりはミニマム級では破格でしたな。レフェリーはノーカウントで即ストップで良かったと思うぞ。。
宇津木秀×ジロリアン陸
ジロリアンのグローブが「池袋の葛西」こと葛西裕一さんが『男のグローブ』とおっしゃるレイジェス。日本タイトルマッチでも好きなグローブ使えるようになってたのね。王者・宇津木は村田諒太と同じパイレーツオブカリビアンのテーマ曲で入場。
1R宇津木が盤石の立ち上がり。隙がない。が、2R終了間際のジロリアンのアッパーは効いたでしょう。ポイントは宇津木だけど。3Rスイッチ入った宇津木が猛攻。まずボディーで1回目のダウン。2回目は右クロスで。3度目は右から左フックでフィニッシュ!全部違うパンチで倒すオールマイティさて強さをアピールした。ジロリアンも最後の最後まで一発狙っててハードパンチャーの魅力を感じさせたね。早い決着だったが中身がラーメン二郎ぐらいコッテリ濃厚でした。
ヒーローインタビューでアジア二冠王者 吉野修一郎との対戦アピールしていたが、吉野からするとメリットないし、もしも日本人相手にやるなら三代大訓の方がストーリーあると思った。
KO決着多くてテンポが早く2時間半ぐらいで終了。良い興行でした。ABEMAのアーカイブで必見↓
さよならー
三代ば同門だよ!
もしも吉野が日本人とやるなら三代の方が良いという意味で書きました。読み返してみましたが分かりづらい文章でしたねm(_ _)m
仲島はこれで日本タイトル3連続負けという珍記録…らしいのですが、何故沖縄のジムの選手がそんな連続でタイトル戦やらせてもらえるのかしら…?と豪快KOの余韻の中、少し疑問に感じました…
吉野は三代、宇津木との対戦は興味深いですね。ただ選手の実績、年齢、流れ、勢い、タイミングというものがあります。
アメリカで実績のある伊藤、中谷に勝利、アジア三冠王者と…もう世界ランカーとして、欧米の選手とやるのに不足ない状態なので、個人的には吉野はもう国内組とやる必要ないし、アメリカ進出してほしいです。
そこそこVS三代説はファンの意見として見かけますが、三迫側からオファーは出していて、完全に三代の都合で消滅した過去もあります。
詳しい事情は三代自身がロングインタビューでボクシング・ビート1月号で語っていますよ。ウェブ版なら今からでも買えます。
1月号電子版で読み直しました。ケガでタイミング逃したのでしたね。縁がなかったということでしょう。
私も吉野は日本人とやる必要ないと思ってます。ただ宇津木がやるならもう一回だけ三代にチャンスを譲ってと。笑
ま、でもやらないで良いですね。