日本バンタム級が黄金時代!!井上拓真と中谷潤人をツートップに擁してベストイレブンを選出し今後を展望した

検索されそうなキーワードにサッカー要素も足してタイトル付けたらヘンテコになりました。そういう日もある。。

 

 

それはさておき世界バンタム級が日本を中心に活発化している。

 

題して、

日本人ボクサーが躍動!世界のベルトを巡る戦いの行方

いま日本ボクシングのバンタム級は過去イチ群雄割拠の激戦区となっている。4つある世界のベルトのうち2本は日本人ボクサーが君臨、世界ランカーの中に元世界王者もいるし、世界挑戦が決まった者もいる。キックから転向してきた大物も無敗キープ、アジアのベルト獲得経験者も多士済々。とにかく魅力的なタレント揃いなのですよ。

 

井上尚弥が返上した4本のベルトの行く先は……世界バンタム級の今後を展望

5/20「井上尚弥バンタム級4団体統一記念杯 モンスタートーナメント」開幕!

世界バンタム級4団体 王座決定戦の組み合わせがほぼ出揃ったので整理した

11/15 井上拓真vsアンカハス? 世界バンタム級4団体の指名試合をおさらい

IBF世界バンタム級王者 エマヌエル・ロドリゲスが電撃引退…タイトルの行方は?!

井岡一翔、中谷潤人、武居由樹、那須川天心も参入で日本バンタム級が黄金時代に!

 

ここ数年ずっと追っているバンタム級の世界戦線、有力日本人選手11人(赤太文字表記)を中心に近況と今後の動向を整理しておきます。

 

【世界王者】

 

WBA   井上拓真(大橋)

2/24に過去イチの難敵ジェルウィン・アンカハスをKOで降し、過去イチの進化を見せた。倒す感覚を身につけたかもの勢いそのままに5/6 東京ドームで指名挑戦者 石田匠(井岡)と2度目の防衛戦がほぼ決まり。プリンス石田もバランス取れた技巧派なのでテクニカルな試合になりそう。

 

WBC 中谷潤人(M.T)

2/24  アレハンドロ・サンティアゴを相手に圧巻のパフォーマンスで3階級制覇達成。海外評価も高まる一方でPFPランキング入り間近か。次は6月か7月という噂のLIVE BOXING 8で指名挑戦者ビンセント・アストラビオ(フィリピン)とかな。

 

IBF   エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)

5/4  エディオンアリーナ大阪で指名挑戦者 西田凌佑(六島)と試合することが発表された。武市晃輔トレーナーが「えぐいぐらい塩辛い試合で、いくらブーイングされてもスタイルを変えない。おもろい試合はしないが、そこを目指さないと(ロドリゲスには)勝てない。2-1でも疑惑でも判定で勝ちます」と戦略を明かしている。フルラウンドの技巧戦になりそう。”マニー”ロドリゲスを来日させた亀田興毅ファウンダー、グッジョブ!

 

WBO   ジェイソン・マロニー(オーストラリア)

1/13に初防衛に成功し、次戦は5/12オーストラリアのワシル・ロマチェンコvsジョージ・カンボソスのアンダーカードに兄弟で出場と言う話だが。指名挑戦者のレイマート・ガバリョ戦が濃厚かな。指名戦をクリアしたらWBC王者 中谷と統一戦を実現させ弟アンドリューの敵討ちという展開を希望。

 

 

【アジア王者 & 世界ランカー】

日本王者 空位

堤聖也(角海老宝石)が昨年12/26に穴口一輝との大激闘に勝利してモンスタートーナメント制覇と2023年間最高試合(世界戦以外)も受賞して世界獲りに駒を進めたため返上。4/2に後楽園ホールで富施郁哉(ワタナベ)と杉本太一(勝輝)で争う(チャンピオンカーニバル)。どちらが勝ってもまだ世界とは差がありそう。堤は海外強豪選手との世界前哨戦を挟んで欲しい。

 

OPBF王者 栗原慶太(一力)

1/26にフロイラン・サルダールとのダイレクトリマッチを気迫で倒し切って王座返り咲き。次戦はしっかりダメージを抜いてからでしょうが、誰と戦っても倒すか倒されるかのスリリングな試合をしてくれる選手だ。

 

WBOアジアパシフィック王者 西田凌佑(六島)

前述のとおりIBF王者ロドリゲスに挑戦が決まったので返上しそう。

 

 

比嘉大吾(志成)は昨年大晦日に世界ランカーのナワポーンを豪快に倒して、いよいよバンタム級に完全フィットしてきた感あり。次戦は井岡一翔と一緒に7/3かな。世界戦以外ならもう少し間隔空けないで欲しいが。

 

武居由樹(大橋)昨年12/26の試合後に感染症を発症したが回復している。次戦は井上尚弥vsネリの5/6東京ドームに登用されるでしょう。チケット売れる選手だからね。相手は誰かねぇ。八重樫東トレーナーは今年中に世界挑戦させたいと言ってたので、もしかしてWBO王者マロニーとか決定したら熱いですね!

 

那須川天心(帝拳)1/23に初TKO勝ちで3戦全勝。次戦については帝拳ジムの本田会長が後楽園ホールもあり得ると言ってたので、空位になりそうなWBOアジパシの王座決定戦(天心はランク入りしてないが捩じ込めるので関係ない…)を同級2位の比嘉大吾と争ったらホール超満員間違いなしだが、5位の日本人御用達タイ人 ペッチ・CPフレッシュマートとかがリアルかも。

 

増田陸(帝拳)2/24にジョナス・スルタンを1R KOに葬って世界ランキング入りを確実にした。王座決定戦で勝利した日本王者に挑戦してタイトル獲りで世界挑戦権GETという路線を予想。

 

※天心と増田はアジアタイトルのどれかを獲らないと世界挑戦資格がない

 

 

ラスト1人は特別枠だ…

スーパーフライ級から超大物が参戦

https://www.boxingscene.com/roman-chocolatito-gonzalez-moving-bantamweight–181676ローマン・ゴンサレス

(ニカラグア)

帝拳ジムのホームページに載ってるから強引に日本のジム所属扱いだ。記事ではロマゴンの次戦はバンタム級になると明言されている。正直バンタム級では小さすぎると思うが、パワー負けする部分を経験に裏打ちされたテクニックで勝負になるはず。元P4Pキング & 4階級制覇は伊達じゃないですからね。ネームバリュー的に無視できない。

 

 

ボクシングビート最新号71ページでも日本バンタム級を特集している↓

https://amzn.to/489wbTV

 

これをAIで高画質化して白黒→カラーに変換してみたら、、

天心が心霊写真みたいになってもうたー。。さすが持ってる男だ。笑笑

 

 

【まとめ】ニックネームと年齢と戦績

名前 愛称 年齢 戦績
中谷潤人 愛の拳士 26 27戦全勝20KO
井上拓真 過去イチ 28 19勝(5KO)1敗
西田凌佑 浪速のメイウェザー(命名:亀田興毅ファウンダー) 27 8戦全勝1KO
比嘉大吾 ヒガゴン 28 21勝(19KO)2敗1分
堤聖也 理性と野生のスイッチャー(本人は気に入っていない) 28 10勝(7KO)2分
石田匠 プリンス 32 34勝(17KO)3敗
栗原慶太 スラッガー 31 18勝(16KO)8敗1分
武居由樹 壊しのベビーフェイス(K-1時代のです) 27 8戦全勝8KO
那須川天心 神童 25 3戦全勝1KO
増田陸 ネクスト神の左 26 4勝(4KO)1敗
ローマン・ゴンサレス チョコラティート 36 51勝(41KO)4敗

ニックネームは無いよりあった方がいいからとはいえ拓真の「過去イチ」は無理があったか…笑。

 

 

引き続き動向をチェックしていきます。さよならー

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