世界で最も権威のあるボクシング専門誌といっても過言じゃない「THE RING」が「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」ランキングを更新した。10日前にモンスター井上尚弥がキングの座に就いたばかりだが、先週末にオレクサンドル・ウシクが史上初のヘビー級4団体統一を達成してキング交代だ。
テレンス・クロフォードと井上尚弥に続く2階級で4団体統一は3人目だが、クルーザー級とヘビー級での達成はパンチが強すぎるので納得です。マイク・タイソンが3団体統一王者として君臨してた時に「ボクシングのヘビー級チャンピオンが地上最強だ」と思っていたので、やはりヘビー級は特別だと思う。
RING RATINGS MAY. 18 2024
https://www.ringtv.com/ratings/
せっかくモンスター井上の写真がベルト4本バージョンに更新されてたのにー
【最新PFPランキング】(ニックネーム表記)
1位 Cat
2位 Monster
3位 Bud
4位 Canelo
5位 Bear
6位 Bivol
7位 The Truth
8位 Tank
9位 Bam
10位 Fist of Love
※4位以下は変動なし
1位から3位までは2階級で4団体制覇達成者。4位カネロは4階級制覇&現スーパーミドル級4団体統一王者。5位ベテルビエフと6位ビボルは近いうちに4団体統一戦あり。スペンスはそろそろ試合しないと7位から圏外に落ちることもありえるか。8位タンクは6/15に試合が決まっている。勝てばランク維持、負けたら圏外。9位バムは7/29に元PFPランカーのエストラーダと試合、勝ち方によってはタンクより上にあがるかも。10位の中谷潤人も7月に指名試合が決まりそうだ。こちらもインパクト残さないとランク外ありえる。
ウシクとタイソン・フューリーの再戦が実現するまではPFPキングの王座交代はないような。クロフォードが8/3にイスラエル・マドリモフに勝って4階級制覇を達成してもウシクには及ばない。モンスター井上は9月、サム・グッドマンもしくはTJ・ドヘニー……どんなに派手に勝っても、ウシクがフューリーからダウン奪って勝ったパフォーマンスには程遠いでしょう。
また気になる変動があったらPFPについて書きます。さよならー
“オレクサンドル・ウシクがリング誌のPFPランキング1位に返り咲き! 井上尚弥は2位に” への1件のフィードバック