昼飲みして昼寝してABEMAでボクシング観戦。アプリを開いたらモンスター井上尚弥が!?と思ったら田中湧也でした。似てるなぁ。
110ポンド契約8回戦
吉良大弥 vs ジャクソン・サパタ
サパタの左のキレに解説者たちが驚く。私もビックリした。左の連打が厄介。吉良も気の強さを見せて右ストレートマン振り。危ない左フックもらいながら堪えてスリリングなタイミングの打ち合い仕掛ける。サパタはスイッチしたり老獪なテクニックで凌ごうとするが、吉良がボディーで削っていく。7R吉良が左フックを上下に打ち分けダウンを奪う。8Rも攻め立てて2度目のダウン奪って判定へ。スタミナを証明して文句なしの3-0判定で世界ランカー対決を制した
133ポンド契約10回戦
堤駿斗 vs ハイメ・アルボレダ
堤は直ぐに空間を制したかのようにジャブで差し勝って、ストレートも上か下か反応できないタイミングよく簡単に当てていく。パンチ多彩で精度高い。ディフェンスも前に出ながらも自分のパンチは当たるけど相手のパンチは当たらない。3R左フックで振り切って倒して、立ち上がってきたところをめった打ちにしてレフリーストップを呼び込んだ。上手さに力強さが加わった感。上半身がデカくなっていた。いい世界前哨戦になりましたね。
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ
フェルナンド・マルティネス vs 井岡一翔
プーマ・マルティネスは前回同様にスタートから全開。井岡は右はガード高く固定して、左で迎え打つボディー。井岡はディフェンス上手いけど押されてるので1Rはプーマのポイント。
2Rもマルティネス。パワフルな右ストレートがガードの上からでも効果的。井岡は左ボディーをカウンターのタイミングで狙う。
3R井岡。終盤にパンチが交差するエキサイティングなシーンが先に当てたのは井岡、そのあとマルティネスも返したがダメージを与えたのも井岡だと思う。
4Rマルティネス。突進ゆるめて休んでるみたいなラウンドだが、ジャブの差し合いで井岡より当てていた。
5Rマルティネス。井岡はジャブ修正して、細かくフェイント入れてたが、マルティネスはテクニックをパワーで凌駕する迫力ある。
6Rマルティネス。突進力すごい。井岡は応戦して跳ね返したとこは燃えた。マルティネスは荒々しい攻撃してるのにディフェンスも堅い。
7Rポイントはマルティネスだが、井岡のボディーも効いてきたかも。コーナーに戻るときベルトラインめっちゃ上げてたから。
8R井岡。マルティネスは少し休むラウンドか。
9R井岡。覚悟の打ち合いでボディー効かせマルティネスを後退させた。解説の内藤大助がうるさい。
10R井岡。右ストレートから左フックでマルティネスがダウン!!田中恒成を倒したときみたいなタイミング。内藤マジ黙ってて。
11Rマルティネスかなぁ。追い足は鈍ってきたが踏ん張る。
12R井岡。最後まで凄い打ち合い。出し切った。解説席にビールが投げ込まれたらしく内山高志が激おこしてた。犯人は自首してボコられてください。判定は、、
114-113、115-112、117-110
3-0でマルティネスが防衛。プーマ強いわ。井岡よく頑張った。覚悟を感じるファイトで感動しました。ひとまずお疲れ様です。
ノドかわいた。ビール飲みます。さよならー
個人的には114-113マルチネスだけど、スイングラウンド井岡に振れば逆。ホームな分ダウン奪った井岡の勝ちでも良いとは思った。実際この逆になる判定は多々あるだろう。逆でも、疑惑の判定にもならない。マルチネスは確かに攻めていたけど、攻め終わりに打ち返されて逃げてしまったRあり、前半フルマークはないと思った。というより、無い!クリーンヒットも数えるほど。それでも、微差Rを井岡に振らないから、公平な判定だとは思う。
この手の判定については、
日本では大橋vs崔、鬼塚vsタノムサク
薬師寺vs辺1、新井田vsチャナ、亀田vsランダエタ1等挙げれば、かなりの恩恵に与ってるはず。
相手陣営から非難轟々受けた判定が今回は公正だったのだろう。マルチネスは「底」を見せた感があるが、12月の試合が強行されないなど「運」はある。バム相手に負けても、何かしら善戦する気はする。
井岡は逆に運がなかった。1Rを全力で押さえにいくと全体の印象も変わるものなのだが、勿体なかった。もう少し早く倒せてたら展開は違ったはず。堤が受けてくれるなら、5階級制覇目指して、最後の大勝負に挑んで欲しい!
おそらくリングサイドと画面越しではプーマの攻撃の印象が全然違うのでしょうね。競ったラウンドはプーマに流れているので。井岡が効かせたあとの回復力も早くて、打ち返してきたのもジャッジに好印象を与えたのでしょう。
私はマルティネスは「底」ではなく、「底力」を見せたと思いました。バムがあのパワーをどう攻略するのか楽しみです。
井岡の試合もまだ見たいですねー。