「WATANABE PROMOTION & DANGAN」をボクシングレイズ観戦した感想文です。
全6試合、赤コーナーは全てワタナベジムの「ナベプロ祭り」だ。帰宅して視聴し始めたときはセミセミで、ちょうどチャオズ箕輪が豪快なダウンを奪って、フィニッシュも鮮やかだったところが見れた。女子ボクシングでは記憶にない倒しっぷりだったな。
セミ
源大輝x草野慎悟
サウスポー草野がジャブを小刻みに出して距離をキープしながらサークリング。元日本フェザー級王者の源は低い体勢でプレッシャーかけてオーバーハンドの右から返しの左でボディーを狙うが捉えるのに苦労していた感あり。草野ペースで進んでいたが、後半に入り源が効かせるシーンが増えてくる。草野は少し効いた素振りを見せすぎたかな。そして7R、ついに源の右が炸裂でダウン奪取!阿部麗也との日本タイトルマッチのとき生で見たけど、あの右は伸びるよねー。ラストラウンドは草野も打ち合って源を下がらせるシーンを作ったが、源も大きいパンチで反撃して試合終了。自分の印象では草野が全体的にコントロールしてたからギリギリ逃げ切ったかなと思ったけど、75-76、77-74×2で源が2-1判定勝利。ちょっと驚いたけど、まあ許容範囲ですね。
メイン
三代大訓x西谷和宏
今日のBOXING RAISEは入場曲をちゃんと流してくれたので、三代の「ギンギラギンにさりげなく」が聴けた♪「バッチでぇーーす、黒柳すゎーーん!」の頃の若いマッチの声はジワジワ効いてくる…笑。試合開始、元OPBFスーパーフェザー級王者×元日本ライト級王者の対決は、西谷の方が大きく見えた。ジャブの差し合いはシャープな三代とパワーの西谷でタイプが違った。序盤こそ西谷がプレスを掛けれているようにも見えたが、三代の方が精度が高かった。三代は伊藤雅雪との試合から1年経って、よりライト級にフィットしていて力強さを感じたなぁ。5R終了間際、三代がロープに押し込みながら強烈な右ストレートをねじ込んで西谷がダウン!立ち上がったけど完全に効いちゃったね。6R 西谷が勝負をかけた猛ラッシュを仕掛けてくるも三代は冷静にガードを固めてカウンターをバチコーン!!西谷ゆっくりと沈み落ちて大の字に。ライト級の元日本王者を完全に倒して、いよいよ文句なしで「ライト級に三代あり!」を印象づけましたな。吉野修一郎×伊藤雅雪の勝者と戦えたら面白いけど、タイミングが合わなかったら海外の世界ランカーとの試合も見たいね。強かったなー。
https://twitter.com/boxingdangan/status/1466002801746595842?s=21
セミは山田武士トレーナー &ボクシングマガジン本間暁 記者の方で視聴。山田トレーナーの喋ってるのは何回も見たことがあったが、本間さんが文章どおりの渋い声で少し感動した。さらに判定を聞いて「自分は草野が勝ったと思いました」と、正直な人で親近感バリ湧き。
メインは岡澤セオン。三代とは中央大学ボクシングの先輩後輩で「三代先輩、あ、三代選手が…」って言い直してるの可愛かったw プロとアマの違いも交えて話し、解説も上手だなと思った。
https://oscar-delahoya.com/archives/8965
次に繋がるよう2つ改善点を。動きと音声でタイムラグが少しあったのと、岡澤セオンはリモート解説だったから音声バランスが合ってなく、会場の音声が小さくなってた。ま、自分の設定がおかしかったのかもですけど。今後もDANGANらしく攻めて攻めて、新しい試みにチャレンジして欲しいですね!
満足のボクシング観戦でした。さよならー
「怖い三代」選手出てきましたね。
世界王者尾川選手が倒せなかった相手を、完璧KO!!
尾川選手が米国で戴冠したことで、
「俺でも出きる、俺の方がやれる」選手
は出てきてるかもですね。
尾川選手に挑めば白熱しそうです。尾川選手も簡単には引き下がらなそうで、熱戦になりそう。
もし尾川と戦ったら、ガッチリ噛み合いそうです。面白くエキサイティングな試合になるでしょうね。ただ、もうスーパーフェザー級に落とすのはキツいような…。
それにしても昨日の三代は強かった!