前半戦からのつづき。
https://oscar-delahoya.com/archives/13124
ルイス・ロブレスvs那須川天心
天心が定番のYAZAWAでたっぷり時間かけて入場。金髪にすると神取忍そっくり。ロブレスはいかにもメキシカンな入場曲だ。
1Rオーソドックスvsサウスポー。天心はフットワーク使わずステップで細かく間合いを調整。どちらも様子見。2R天心が前に出て上下にパンチ散らす。ロブレスの打ち終わりのリターンも速い。3R小刻みに頭を振るロブレスに対し正確なジャブをヒットさせる天心。自分から攻めて相手を動かしている。下半身がドッシリして安定感も。天心が進化してる、いよいよ倒す時が来たと思ったが、ロブレスが右足首を痛めたようでリタイア。天心がTKO勝ちで3連勝、世界ランキング入りでしょう。
カメラに「KO勝ちっしょ」って言ってる天心はポジティブでいいね。
WBC & WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
寺地拳四朗vsカルロス・カニサレス
カニサレスがローマン・ゴンサレスと同じ入場曲??ケーーンはお肌ツルツルだ。クリームで美白効果もあり。
1Rどっちも鋭く重たそうなジャブを交換。カニサレスがケーーンのハイテンポについていってる。ただハイペースかも。どっちもパンチのタイミング合ってる。2Rケーーンが右のカウンターをテンプルに合わせてカニサレスがダウン。かなり効いてるが凌いだ。3Rケーーンがグイグイ前に出て圧かけるが被弾多いなと思ったところにカニサレスの右ストレート炸裂でケーーンがダウン。ダメージはそこまでではないが、村田諒太&山中慎介の言うとおり打ち合いに付き合わないで欲しい。4Rノンストップの凄まじい打ち合い。ケーーンがボディーでかなり削ったがカニサレスもパンチ残っている。5Rもケーーンは前に出て攻め立てる。ボディーとアッパーが有効だが、カニサレスはまだまだパワー残ってるカウンターのタイミングも合ってる。怖い。6Rケーーンがボディで効かせカニサレス諦めるかと思ったら残り20秒ぐらいで怒涛のラッシュで返してくる。7Rケーーンが先に効かせてカニサレスが反撃してケーーンが効かせ返してカニサレスがまた反撃してゴング。8Rケーーンはスタミナ回復はかるように軽めにポイント取るが、残り30秒にカニサレスの逆襲。9Rケーーンのボディで苦しい表情見せるカニサレスなんだけど、気持ち折れないで危険なパンチ返してくる。カニサレスのラウンド。10Rもハードな打ち合い。ポイント互角。11Rケーーンがフットワーク&ジャブでポイント取りに行くが、またラスト30秒でカニサレスが取ったような。ラストラウンド勝負でしょ。12Rもケーーンが脚使う。フットワーク&ジャブでポイント取れてるのか??
113-113ドロー、114-112×2 寺地拳四朗
8R終了時の公開採点で1人ドロー、2人が2ポイント差でケーーンだった。際どい勝利。競り勝ったのは素晴らしいけどもー。
ヒーローインタビューでも疲れ気味のケーーン、ライトフライ級ではしばらく3団体王座統一戦は実現しないだろう。もうフライ級に上げるべし!その前にしっかりダメージ抜くために休養だ。ここのところ試合する度に被弾が増えているから心配です。
とりあえずこの試合は2024年の年間最高試合にノミネートですね。
いやー、すごい試合が見れました。さよならー