Amazonプライム・ビデオでボクシング見た感想文です。出演陣と番組構成が完全にWOWOWエキサイトマッチでしたね。
フェザー級10回戦
中野幹士 vs ペドロ・マルケス
サウスポー×オーソドックス。ミキティ動きいい。パンチ走ってる。ボディーいいね。マルケスは右のタイミング測る。2R左ストレートでガードを割って最初のダウン奪う。2度目もかすめる感じで。3Rワンツーのツーが左アッパーのやつで3度目のダウン。英を倒したときと似てる。4Rマルケスはジャブから建て直し右ストレートを狙ってくるが流れ変わらず。左ストレートをボディーにねじ込み4度目、最後は右フックをボディーにめり込ませて5度目のダウンと同時にレフリーストップ。圧巻のパフォーマンスでラスベガスデビューを飾った。強かった〜。「マノース・デ・アセロー!鉄の拳ぃぃ!!ナカノォーー、、、ミィキトォゥ」の面目躍如でしたね。
TOPRANKのボブ・アラム「プルップル…。セニョール、中野と契約させて」と電話したとかしなかったとか。
スーパーライト級8回戦
エミリアーノ・バルガス vs ファン・レオン
スピードとハンサムっぷりに大きな差があった。2Rワンツーで最初のダウン奪って、立ち上がってきたところを左アッパーでフィニッシュ。エミリアーノは返しのフックまで当てるところ素晴らしいね。最初のワンツーでレオンがしゃがんだことにより側頭部をかすったこと、最後倒れたときに後頭部を痛打したのを見逃さず解説した村田諒太グッジョブ。
ウェルター級10回戦
ロハン・ポランコ vs ファビアン・マイダナ
ポランコはL字ガード。距離感いい。圧強い。ボディージャブが速い。マイダナ弟は兄よりはパンチ強くない。ポランコが一方的に攻めたがマイダナ弟がディフェンシブかつタフで倒し切れず。ただ最後ボディーで右アッパーからボディーでダウン奪ったし、攻撃的でいい選手だった。
WBO世界フェザー級タイトルマッチ
ラファエル・エスピノサ vs エドワード・バスケス
ラファは身長差15cm、長い手を活かした左ジャブ、入ってきたところに左右のアッパー。コンパクトだ。バスケスはガード固めて、抜けてきたジャブは頭で受けて接近戦に持ち込もうとするが3Rにボディーストレート効かされ後退。4R後半はボディーとアッパーを織り交ぜたコンビネーションでボッコボコに。ラファは被弾かまわず打つね。7Rに連打をまとめたところでレフリーストップ。全勝レコードを更新した。長身ファイタースタイルからの手数の多さ、アッパー連打は厄介ですなー。
世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチ
井上尚弥 vs ラモン・カルデナス
スタンド席は未使用だが会場の客入り上々かと。入場曲はディパーチャー、画面越しでも鳥肌が立つ。
1Rカルデナスがっちりガード固める。井上はガードの上からでもお構いなしでジャブジャブ、キレててパワフル。2R左フックで井上が鼻血。ラウンド終盤にカルデナスの左フックでモンスター井上がダウン。ちょっと効いたぞ。ライアン×タンクみたいなやつ。3R井上の攻撃が強引気味。カルデナスのリターンが怖い。ただカルデナスも少し疲弊。4R井上がジャブからボディーストレート。カルデナスは左フック強振。井上は見切ってるが怖い。打ち合いで客をわかす。5Rモンスター井上ペースになってきましたかな。6Rモンスターが腹を利かせて猛攻仕掛けたがカルデナスがよく耐えた。7Rモンスターが右の連打でカルデナスついにダウン。ただ打ち疲れ?というシーンも。8R連打まとめたところでレフリーストップ。少し早いかなと思ったが、スローで見たらアッパーでヨロついたところに追撃されたから仕方ないね。
かなりヒヤッとしたけど面白い試合でした。2日連続DAZN PPVがゴリすべりしてシンコデマヨの大トリという重圧があったのかもですな。しっかり倒して勝つのは流石です!エキサイティングをありがとう。
疲れたー。ビール飲もうっと。