どうも、PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングが話題になったときだけチェックする俄かボクシングファンです。俄かファンを大事にしないと業界は育ちませんからね。前回チェックしたのは井岡一翔がランクインした2021年1月でした。
2021.1.7
https://oscar-delahoya.com/archives/7561
9か月経ってトップ10の面子は入れ替えは無かったものの、ランキングは大きく変動があったので紹介しますよ。
【リングマガジンPFPランキング】
https://www.ringtv.com/ratings/
変動表。ニックネーム表記です。
1位 サウル・アルバレス🇲🇽 →
4階級制覇王者。スーパーミドル級4団体統一に王手をかけている。芸術的なディフェンスからパワフルかつ多彩な攻撃はメキシコ牛のチカラか……。11/6 カレブ・プラントと対戦予定。56勝(38KO)1敗2分。31歳。
2位 オレクサンドル・ウシク🇺🇦2ランク⤴︎⤴︎
2階級制覇王者。WBSSクルーザー級初代覇者。クルーザー級4団体統一達成。先週9/25にアンソニー・ジョシュアを破りヘビー級3団体王者になった。カネロが4団体統一する前だから、ウシクを1位にしても良かったと思うけどなー。19戦全勝13KO。34歳。
3位 井上尚弥🇯🇵1ランク⤵︎
3階級制覇王者。WBSSバンタム級覇者。カシメロとドネアを相手に連続で圧倒的なパフォーマンスでバンタム級4団体統一をしたらPFPキングの座が……いやスーパーバンタム級も取らないと難しいかも。次戦未定…。21戦全勝18KO。28歳。
4位 テレンス・クロフォード🇺🇸1ランク⤵︎
3階級制覇王者。スーパーライト級4団体統一達成。これまで相手に恵まれなかったが、11/20に久々のビッグネーム相手ショーン・ポーターと対戦予定。37戦全勝28KO。34歳。
5位 ジョシュ・テイラー🏴4ランク⤴︎⤴︎
WBSSスーパーライト級覇者。5/22にホセ・カルロス・ラミレスを倒してスーパーライト級4団体統一に成功。ウェルター級進出も視野に入れる。12/18にジャック・カテラルと対戦予定。18戦全勝13KO。30歳。
6位 エロール・スペンス🇺🇸1ランク⤵︎
WBC & IBF 世界ウェルター級王者。リングの上ではまだピンチに陥ったことないからな。網膜剥離で休養中。しっかり治してリングに戻ってきて!27戦全勝21KO。31歳。
7位 テオフィモ・ロペス🇺🇸1ランク⤵︎
ライト級4団体統一王者。ロマに勝って一気にランク入りしたものの防衛戦がなんやかんやあって6回も延期…。10/16にジョージ・カンボソスとようやく試合できそう。16戦全勝12KO。24歳。
8位 フランシスコ・エストラーダ🇲🇽 →
2階級制覇王者。10/16にローマン・ゴンサレスとのラバーマッチ予定だったが、ロマゴンが新型コロナ感染で延期に。42勝(28KO)3敗。31歳。
9位 ワシル・ロマチェンコ🇺🇦2ランク⤵︎⤵︎
史上最速3階級制覇王者。ライト級4団体制覇達成。6/26に中谷正義に完勝して復活をアピール。来年の巻き返しありそう。15勝(11KO)2敗。33歳。
10位 井岡一翔🇯🇵 →
日本人男子唯一の4階級制覇王者。9/1にフランシス・ロドリゲスJr.に勝って3度目の防衛に成功。統一戦をしたいがタイミング合わず。27勝(15KO)2敗。32歳。
トップ10の戦績を合算すると、、
278勝(197KO)8敗2分
勝率96.4% KO率70.9% 平均年齢 30.8歳
やはりPFPランキング入りする選手は殆んど負けない。競技人生が長くなり昭和だったらとっくに引退している30歳を過ぎてから完成に近づくのかな。
トップ10の選手を負かした(KO負けはない)8人もビッグネームがズラリ。
カネロ→フロイド・メイウェザー。メイがキャリア後期のベストパフォーマンスでカネロにボクシングレッスン。
エストラーダ→シーサケット・ソー・ルンビサイ、ロマゴン、ファン・カルロス・サンチェスJr. 。負けた3人全員にリベンジ済み。これも評価に繋がってそう。
ロマチェンコ→オルランド・サリド(プロキャリア2戦目で世界王座決定戦、しかもサリドは体重超過。その後サリドはタクシーで逃走。もう一敗はテオフィモ。
井岡→アムナット・ルエンロエン、ドニー・ニエテス。前回の防衛戦もだけど、独特のクセがある選手は苦手なのかも。誰でもそうか。
引き分け2つはカネロで、無名のホルヘ・スアレス(5戦目)と”GGG”ゴロフキンとの初戦。凄い試合だったけどね!
やはりPFPランキングを見ながら、あーでもないこーでもないと書いてるのは面白いな。また気になる変動があったときに取り上げます。さよならー