リング誌PFPランキング変動 井上尚弥キープ、中谷潤人と寺地拳四朗はランクアップ

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気が向いたときだけリング誌PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングをチェックするやつ。前回は今年3月、意外に間隔短いがビッグバン中谷潤人が8位→7位に、アメージング寺地拳四朗は10位→9位にランクアップしたから触れないわけにはいくまい。さらに我が国が誇るモンスター井上尚弥は2位をキープで変動ないが、10位には圏外からアナザーモンスターがランク入りした!

 

 

このブログで初めてPFPランキングに触れたのは2019年6月だった。

 

モンスター井上尚弥、リングマガジン誌のPFPランキング4位に

 

このときはモンスター井上は4位か。バンタム級に上げて3戦目、WBSS準決勝でエマヌエル・ロドリゲスを粉砕した直後だ。当時は日本人が3人もランク入りするなんて考えてなかったですねぇ。

 

 

思い出にふけるのは終わりにして本題に戻る。

 

 

【最新PFPランキング変動表】ニックネーム表記

RANK 2025 . 3月 2025 . 5月 変動
1 The Cat The Cat
2 Monster Monster
3 Bud Bud
4 Bivol Bivol
5 Beterbiev Beterbiev
6 Bam Bam
7 Canelo Bigban 1UP
8 Bigban Canelo 1DOWN
9 Dream Amazing Boy 1UP
10 Amazing Boy Mexican Monster NEW!

 

 

【PFPランカーの近況】

👑キング🤴→オレクサンドル・ウシクは7月19日にヘビー級4団体統一戦、ダニエル・デュボアとの再戦が決まった。デュボアは前戦でAJアンソニー・ジョシュアを完全KOして勢いMAXだから約2年前の初戦より手強いはず。ウシクもタイソン・フューリーに2連勝で勢いでは負けていないが、年齢でデュボア27歳に対してウシクは38歳、全盛期と減退期がクロスするかも。チケットは初日で6万枚売れた大興行、めちゃくちゃ楽しみだ。ウェンブリー・スタジアムのキャパは9万人なので、まだまだ売れそう。おそるべし。

 

2位→モンスター井上は先週末にシンコデマヨの大トリでラモン・カルデナスにダウンを奪われながらも、同じパンチは2度もらわない修正能力常にKOを狙うキラーインスティンクト(闘争心)で国内外のボクシングファンの賞賛を受けた。敗れたカルデナスの人気も鰻登りなようで、対戦相手も照らしちゃう強烈な光を放つのがスーパースターなのよねー。オスカー・デラホーヤがそうであったように。次戦は9月14日にMJムロジョン・アフマダリエフと対戦が決まっている。これは現地観戦するぞ!

 

3位→テレンス・クロフォードは9月12日にスーパーミドル級4団体統一王者 サウル・カネロ・アルバレスに挑戦することが決まっている。2階級上げて5階級制覇 & 史上初の3階級で4団体統一という、とんでもない大偉業に挑む。圧倒的な勝ち方をしたらPFPキングになるでしょうね。会場のアレジアント・スタジアム(ラスベガス)のキャパは65,000人!

 

4位と5位→ディミトリー・ビボルとアルツール・ベテルビエフは昨年10月と今年2月に2連戦して1勝1敗、どちらも判定2-0決着の際どい勝負だったのでラバーマッチは見たいが、あいだに違う選手との試合も見てみたい。

 

6位→ジェシー・ロドリゲスは7月19日にプレメメ・カフとのWBC & WBO世界スーパーフライ級王座統一戦が決まっている。かなりの確率で勝つと思う。バムの滑らかなボクシングスタイルめっちゃ好きです。

 

7位→ビッグバン中谷は、6月8日に有明コロシアムでブラックホール西田凌佑とWBC  & IBF世界バンタム級王座統一戦が決まっている。圧倒的に勝ったならば、実質バンタム級統一ということで良いでしょう。その場合は来年5月予定のモンスター井上戦に向けてスーパーバンタム級に上げるべし。年末あたりにモンスター前哨戦でカルデナスと戦ったら面白いと思うんだよなぁ。帝拳ジムのセニョール本田明彦会長がカルデナスに触手を伸ばしているという噂もあるので実現を期待。

 

8位→カネロは前述のとおりクロフォードとビッグマッチ。シンコデマヨでウィリアム・スクールと噛み合わなかった鬱憤を晴らせるか。私的にはカネロの動きはそんなに悪くなかったように見えた。スクールが戦犯だと思うのですよ。でも捉えきれず、見せ場を作れなかったのでランクダウンは仕方ないでしょう。クロフォードに勝ったら一気にジャンプアップだ。

 

9位→ケーーン寺地は3月13日にユーリ阿久井政悟と大激戦の末にラストラウンド逆転TKO勝ち。ライトフライ級に続きフライ級でも2団体統一を達成した。ハイテンポで仕掛けて、パンチもらいながらもフィニッシュまで持っていけるスタイルでエキサイティングな試合を量産している。ゆっくり休んでから燃える相手との試合が決まるといいですね。スーパーフライ級に上げて3階級制覇も目論む。

 

 

ついにお待ちかねアナザーモンスターの登場ですよ。

10位→デビット・ベナビデスがランクイン!ニックネームは”メキシカン・モンスター“、命名したのはマイク・タイソンだ。カネロとの対戦が決まらず、階級アップしてWBC暫定 & WBAレギュラー統一王者という微妙なポジションに就いている。上位にビボルが君臨している状態なので、直接対決でライトヘビー級頂上決戦が見たいです!トゥルキ閣下、お願いします。

 

 

【リング誌ホームページ】

https://ringmagazine.com/en/pound-for-pound/men

 

 

また動きがあったら書きます。さよならー




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